| 「亜細亜くいだおれ」 October 26,1999 | |||
| ハワイ+プロヴァンス=!!! | |||
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マブロさんはプロヴァンスからやってきた。出身はマルセイユ。 「故郷に似てるから落ち着く。きれいで気候がいい。食材が魅力的」 ハワイが気に入ったのはそんな理由から。魚、肉、野菜、ハーブ、果物、塩、砂糖、コーヒー、そしておいしい水。小さな島ながら地元産の食材ですべてをまかなえるハワイは、フランス人のマブロさんにとって新鮮な驚きだった。 ケアホレロブスター、モロカイポテト、マウイオニオン、ワイメアシュリンプ、コナコーヒー。噂だけでなく本当に魅力的なこれらの食材に出会ったことで、ハワイでは自分の料理にエスカルゴやカエルを空輸して使う必要がないことを、マブロさんは改めて実感するのだった。 こんな背景から生まれたお料理は、「ハワイアンプロヴァンサル」というくくりで語られる。マブロさんはエシレのバター(フランスのブランド)ではなく、自分の生地であるプロヴァンスのオリーブオイルを使って調理。それは彼が地中海の恵みで育った「南フランス人」としての証なのだ。 昨年末にオープンしたマブロさんのレストランは、名前を「シェフマブロ」という。カタカナだとうっかりだまされるが、日本語にすると「料理長マブロ」。い、いいのかそれで? と正直思ったが、ぴかぴかに磨き上げた厨房できびきびと動き続けるマブロさんを見てたら、やっぱここは「シェフマブロの厨房なのね」と実感した。私ったら単純だが、しやわせそうなシェフが作るお料理は、やっぱりとてもおいしいと思うのだ。 ところで、今回マブロさんのお料理をいただいて、ハワイアンポハベリーの正体が「ほおずき」と発覚。げ。知らなかった。ハワイのレストランで「ポハベリーバター」はわりとポピュラーに食べられる。私はこれを今まで「ハワイのポハベリーという名前の果物」と思ってきた。だって今まで会ったシェフたち、みんなそういったんだもん。 ほおずき。香港では食べたことがあるので、果物として食べられること、そしておいしいことは確認済み。でも、いざハワイで実際に目の前にすると驚きでしたよまったく。ただし、味は驚くようなものではありません。ほのかに苦みがあって、だけどさわやかな味。酸味と甘みがすこしずつあります。イクラみたいにぷちっとしますが、もすこしかたいかな、食感は。 でも、毎年ほおずき市を訪ねる「見た目としてのほおずき好き」としては、戸惑うことも事実です。正直いって。まだまだ知らないこと山盛り。深いわ。ハワイのごはん。 ![]() ![]()
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