| 「亜細亜くいだおれ」 December 4, 2001 | |||
| ハワイ・サンキュッパ |
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ホノルルまでの往復航空券と4泊分のホテル宿泊費込み、4泊6日でひとり3万9800円。そのツアー名は、ずばり「ハワイ・リカバリースペシャル」。 香港取材を延期してまで突然ハワイへ行こうと思いたったのは、単純にその激安価格に惹かれたから。だって、20年前なら25万円の商品(ってそんなこと比べても仕方ないか)。同時期にネットで見つけた航空券の底値が、ホノルル単純往復で2万6000円。実際はもうすこし複雑な計算になるんだろうが、ホテル宿泊料金は一泊につきひとり3000円そこそこである。 まじっすか。 青い空、椰子の木、おいしいごはん。想像したらいてもたってもいられなくなった。友人の結婚式にかこつけ、発作的にオンラインで申し込む。それが、出発の一週間前だった。 いつでも人よりかなり荷物が多いので、ハワイ旅行時、ホノルル空港からワイキキまでは大抵タクシーかレンタカーを利用する。タクシーだと、往復でチップ込み約60ドル。レンタカーの場合は、渋滞のH-1を緊張しながらドライブしなければならない(※ワイキキまでは8ドル程度でいけるシャトルバスや、どこまで行っても1ドル50セントの路線バスもあります)。 何の心配もなくホテルまで送迎してくれるのは、やっぱパッケージツアーならではの特典である。寝不足&ジェットラグで頭がどんなにぼけぼけしてても、途中で居眠りをこいても、自動的に着いてしまうのだからありがたい。なんか、これってじつはすげえお得なのかもと再確認するわたし。 激安ゆえ、ホテルのランクに一抹の不安は残った。でも、よく考えたらワイキキ内はリノベーション済みのホテルが多いし、場所が不便といってもたかがしれている。そんな心配は無用なのかもしれない。もし結婚式が大阪だったら、東京からの新幹線往復とホテル1泊でもこの値段じゃ無理だったよなあ、とか、そんな余計な比較までしてみた。なんとなく、そのくらい不安な安さだった。 参考までに記すと、今回のパッケージツアーで利用した航空会社は羽田から出発の中華航空、ホテルはアラワイ沿いのアイランド・コロニー。部屋は大型冷蔵庫を備えたキチネット付きで、わたし的には大満足の結論であった。 友人の結婚式は、天候にも恵まれて楽しく気持ちよく無事に行われた。 セントラルユニオンチャーチの大聖堂で挙式後、モアナサーフライダーのバニヤンベランダでこぢんまりパーティ。日本人観光客におなじみの人気教会は、ピーク時には一日に数組の挙式を受け付けるという話だったが、今回は時節柄一日一組のゆったり挙式で、もちろん時間は決まっているものの、特に追いたてられることもなく、参列したわたしたちも荘厳な気分を十ニ分に味わうことができた。 当日の夜ごはんは、特別な店にした。なにしろ大切なハワイの一食。 正しい日本人観光客を楽しんだせいか、ちょっと気の抜けた雰囲気の食事がしたくなったのだ。カリヒのカムボウルへ行き、ボウリング場内のカフェでオックステールスープ。コリアンダーが山盛り入った、ヘルシーでエスニックな一品。ふー、なんと胃にやさしい。ホントにしやわせな一時。わたしは「また近々ハワイに来よう」と、アツアツのスープをすすりながら固く心に誓う。 「観光客が激減して、ハワイがたいへん」と聞いていた。 ワイキキでネイルサロンを営む友人のキョウコさんによると、日本からハワイへ到着する一日の観光客総数は9月10日まで約5000〜6000人だったそうだ。 それが、あの日からすっかり変わってしまった。最も少なかった客数は1200人。現在やや戻ってはきているものの、それでも一日2000〜3000人程度という。ちょっと寂しい話ではあるが、ワイキキを歩くと確かにその差は歴然だった。しかしその代わりどこへ行っても空いてて、誰からも親切にされ、なんだか思わぬ恩恵にあずかる。ホントに来てよかったけど、妙に複雑な気分を味わってもいる束の間のハワイの休日である。
![]() 右の写真のような景色を楽しみながら、ごはんができます。もちろん、ゲームすることも可能。
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