coming soon !
Happy Hongkong
速報どえっす。
今、「ハッピー香港」の校了が一段落したとこ。廃人寸前。編集ごくう、イラストレーターきよみちゃんと、「つらい」とか「もうだめかも」とか「なんでここまで」とか自問自答して半べそかきながら、ようやく終えたとこっす。体力も気力も限界、これ以上はムリとか思った。まじで。田七(廣東語=てぃんちゃ、日本語=でんしち。効能は本書で解説してます)飲みまくり。他のライターも、きっとたいへんだったと思う。最後の3日間はなんだかもうよくわからない。覚えてないんだよね。お菓子食べた。確か、仕事中。けど、それももう終わり。こないだ出張校正を終えたので、ついに印刷に入るです。表紙はまっかっか。かわいいとぼけたドラゴンが目印でっす。カバーをぺろんしたとこに出現しる秘密のイラストと、使えない廣東語にも注目。 |
自分で書いててナンですが、原稿すげえおもしろいよ。さっき「これ、疲れてるからおもしろく感じるのかなあ」とか「気のせいかなあ」とか話してたんだけど、やっぱ、たぶん本当におもしろいんだと思う。責了でそんな話になるのって、勢いがある証拠。ものすごく苦労したけど、ちょっとほっとした。以下、著者のしとの現地でのもようをちょびっと紹介します。ああ、早く見てほしーよお。んと。11月はじめには書店に入荷します。10月末に配本すっから。予約してねーん。
矢田部木綿子(POP ASIA)的何回目だかの香港
このしと、見た目はかわいいのに根っこに意外な暗さを持つ。けど、矢田部さんが紹介する香港は、すごくやさしぐて、読んでて気持ちがホッとするの。香港らしからぬ(おっと、これはおれ的見方だな。ごめん)、ホントに地味なトコばかりを追求してる気がしる。 けど、それこそが矢田部さんなのだ。北京語を流暢に操るせいか、香港の街角ではずっと「大陸人」に間違えられてた。なぜか、あちこち迷いまくってるし。すごい不器用。どういうわけだか、男子トイレにも突入したらしい。北とのギャップ(北京に留学してたから。香港は言葉も違うし、同じ中国でも最南端に近いからまるで外国だと思う)、体で感じたらしいよ。九龍灣(カオルーンベイ)のレイヴパーティルポは目からウロコ。おれ、近所に住んどったから、週末よく見かけた。おしゃれな子ちゃんたち。けど、街市と屋台行ぐのに忙しぐって、一度も行ったことなかった。行こうと考えたこともなかった。HMVもTom Leeも右に同じ。目に入らないんだよ。おれは食べ物以外。香港では有名人もわりと街中をうろうろしてる。ヴィヴィアン・タムで試着してる女優さんを見かけたり、街角ではテレビの撮影とかよく見るけど、誰が誰だかさっぱりわかんない。矢田部さんといたら、いっぱい説明してくれそうだ。うんうん。こんな香港もあんだねー。 |
林和代(bbs「みんなで
作ろう 南の島完全ガイド」管理人)的南の島としての香港
クック島から野人を連れてきた女。林。日焼けした漁師が大好きな女。それも林。詳しくは「笑うアジア」(双葉社刊)にて。まじ笑うよ、この本。そして林。欲望に忠実で、超おっさんでおばちゃんで、だけどときどきかわいくて。 ある意味かなり新しい、大胆で土着な切り口の香港紹介にびっくりした。例えば、おれ的香港のカフェといえば茶餐廳(ちゃーちゃんてん=香港式喫茶店)&スタバだけど、林は赤柱(スタンレー)で自分だけのカフェを発見(???)している。なぜだ。そんなことでいいのか。麗しき観光スポットも、彼女の手にかかるとお化け屋敷だ。なぜ、なぜそーなる。もー、校了紙読んで、深夜に腹かかえました。アジアの安宿事情に詳しいので、林的ものさしによるガイドは説得力ありあり。というのは、果たして褒め言葉なのだろーか。しかしすべて動物の勘で突き進むさま見事、重慶(チョンキン)滞在記、屋台買い食い正直報告も圧巻でした。何度もいうけど、林、香港、初上陸なんだよな。じーん。旅には、言葉とか土地勘なんていらないのかもしれない。自分の好きと嫌いがはっきりしてれば、どこでも100パー楽しめる。自分の旅がでける。その見本。香港で取材の様子を近くからぢっと見てたとき、「蛇の道は蛇」って言葉が何度も頭にうずまいた。自然とともに生きる女、恐るべし林。カミングスーン!(このキャッチの詳細というか意味は本書にて) |
中岡まり的生活&仕事の場だった香港
おれ、中岡さんのHPが大好きだった。というか、「うし日記」では、るるちろさんって名前のがおなじみだね。で、るるちろさんの視線ってね、生活の枠からはみだしてないなと思ったの。香港を、決して特別な目で見ない。日記を読んでると、だから、ものすごく自然に日々の情景が浮かんできた。2年間、香港の某所でオシゴト。生活と仕事の場として毎日を楽しんでる様子、本当に等身大で笑えた。香港への愛情がとっても伝わってきた。「ハッピー香港」では、ミッドレベルズあたりのカフェ、100ドルのアワビ粥などをルポ。おれ、やはしSOHOとかまったく知らんのよ。あのヘンだと、雲呑麺専家(雲呑麺の専門店)とか八珍甜醋(お酢の専門店)とか蛋撻(カスタードタルト)の店とか街市(市場)くらいだな。知っとるの。香港行ぐと、ほとんどお酒飲まないから。だから中岡さんの飲んべ的案内、おもしれがった。まるで役に立たなそうで、じつは読むと結構ためになる情報が、ここに集約なり。今度SOHOへ、飲みに行ってみよー。
山田静(「ひとり旅活性化委
員会」主宰)的最後の訪港から10年ぶりの香港
編集者で、今回もおやびん。縁の下でずっとみんなを支えてくれるの。原稿校了だってのに、やっと書いた原稿を「違う」って突っ返された。千尋の谷にどすん。さりげなく、とっても厳しい。わたしは最後の原稿に迷って、なかなか書けなかった。あまりに疲れて床に寝た。 腱鞘炎ますますひどくなった。インドメタシン貼りまくりの右腕を、コンビニのおばちゃんが毎日心配した。眉間に深いシワがくっきり。ひいいい。けど、それを、最後まで待ってくれた。校了紙は深夜3時にバイク便でやりとり。ああ。けど、ほんとに、よく、こんな本にしてくれたと心から感謝。静は、いびつだったりへんてこだったりするしとやモノのよさを発見でける、とてもニュートラルな感性の持ち主。だからすごく安心的うれしい香港を見つけてくれてるの。ちなみにすごいチャレンジャーでもある。おれの現地単語びしばしの原稿を、「文章のノリが変わるから」ってなんとそのまま通しちった。書いた自分がびっくりよ。「このままでいいの?」って。けど、最後に校了紙を読んだ大おやびん下川裕治さんが、滞在中のアジアのどっかからDHLにてアドバイスをくださり、さらに静の機転ででける限り全部の説明を入れることになった。これがあれば、誰にでもわかるからね。書いたおれも安心だ。てなわけでたいへんだったのよ。校了。DTPさんにもたいへんご迷惑かけました。けど、充実感ぷわわんなり。そーいえば、林担当のゲストハウス紹介ページでは、下川さんの常宿も載ってるよ。 |
長沼美奈(双葉社)的初めての香港 初香港を、観光客としての立場を貫いて歩いた。3泊4日、といっても夜発早朝帰りの強行スケジュール。動けるのは中2日の約50時間。なのに、パンダバス(地元発観光ツアー)に3回、しかも自腹で乗った。 「ハッピー」シリーズは、根底にこういう「作る側の好奇心」があるの。だから好きなの。で、美奈ちゃん。超郊外の、あらゆるところにおでかけしてる。大手を振って公正に好きなことを書けるのは、自費取材の強みだよなあ。もー。初めてだよ。ひとりだよ。これ、ある意味ものすごく貴重なルポと思う。ここだけの話だけど、じつはおれ、オプショナルツアーわりと好き。例えば親と一緒の旅行だと、結構便利なんだよね。ピンポイントでいいとこどりしてくれるから。なぜか本人たちも、すんげー安心するし。前に香港へ家族旅行したとき、父が、団体で行った店のセーターを「もう一枚欲しい」っていいだして、翌日わざわざタクシーでかけつけたことがある。宿泊は中環(セントラル)の文華酒店(マンダリンオリエンタル)で、お店は周囲にいくらでもあるし、「他も見よ」っていったのに、父はどーしても「あれがいい」って。まったく、店のしともびっくりだよ。けど、父は大満足だった。それ見てて、おれもマチコちゃんもタエコおばさんもみんなしやわせだった。帰り道、紅墈(ホンハム)の名もないレストランで飲茶した。先入観だけで「ツアーはイマイチ、連れてかれる店もイヤ」とか決めつけるのも、意外に損かもしれないって思う。体験してみなきゃ、わかんないもんね。ちなみに美奈ちゃん、園児のお子たちには、中国デパートで見つけたへんな「孫の手」(しかも顔つき)をみやげにしてた。 |
おおのきよみ的ディープ2度目の香港
前も今度も各3週間たっぷり滞在。元朗(ユンロン)の中国デパートでは、血走った目で赤とかピンクの「けっこん」グッズを買い漁り、「おめでとう」って店員からたくさん祝福された。場末の旅館で鏡台の前に置いてあるような ぺらぺらタオルを、棚ごと買う勢いでごっそり大事そうに抱えてたんだよね。うーん。ときどき理解不能なきよみちゃんである。廟街(テンプルストリート)の大人のおもちゃ屋さんへ行ったときの様子はさらに謎。どーも、ぷるんと一皮むけたらしい(林レポートより)。わたしと一緒にいるときは、あんなにかわいい純真無垢な女の子ちゃんに見えるのに。これも先入観なのか。いや、一緒にいるしとによって、何色にでも染まる魔性の女ということかもしれない(←いいかげん)。あ、だからといって決して林がいやらしいということでわ…、あるのかも。「ハッピーバンコク」のイラストはとっても初々しぐってよかったけど、今回は違う意味でまたぐーよ。細かいとこまで見てほしいなあ。情景描写とか、看板の文字とか。繁体字もがんばって書き込んでっから。おれの目とは違うけんど、素直なきよみちゃんの目に映る香港って、こんなに和やかできれいだったりするんだあとか、改めて発見したり。おれもいっぱい描いてもらってんの。けど、亀ゼリー食べてたり、乾物を山盛り買ってたり、イラストでもやっぱすこし変わったしとなんだよね。とほほ。 |
牛嶋直美(aic「亜細亜くいだおれ」)的食べてばっかしの香港
食って食って食って、新界ぐるぐるして、もー腹いっぱい。思う存分やってきた。ボツになったネタと原稿が残念だけど、それだけ厳選されたモノなんだと思ってくらさい。おれの頭のなかでずっともやもやしてたことが、かなりすっきりした。 これ書くことで。あ。住んでた頃の日々のごはんも、ぜひチェックしてね。結局、なんだかんだいって40回も50回も通っちまった香港の一大事(返還というか回帰)を、どーしても自分の目で見ておきたくて、その前後1年3ヶ月くらい住んじゃったわけさ。といっても、香港の「うし日記」でご報告しちょるのは、htmlを習ってからの最後の半年間のみ。なんでおれがこんなに香港をすきなのか、ここを読むとしっかりわかってもらえると思う。おすすめは、1998年の1月と2月ね。ていうか、そんなことはどーでもいいんだった。そんだけ香港がおもしろいってこと、わかってもらえたらうれしいなっと。飲茶はちょびっと新しい切り口でレポート。このページ見ると次の飲茶が待ち遠しくなる。きっと自分で確かめたくなる。よ。はず。ふふふふふ。旅って楽しい。香港楽しい。食べるともっと楽しい。とか思ってもらえたらいいなあ。いろんなしとといろんな香港が楽しめるよ。そして… |
次なるお楽しみは、あなた的香港。「ハッピー香港」片手に、新しい香港の魅力をいっぱい見つけてくらさい。読むだけでもおもしろいけど、読むとすぐにでも行きたくなるから覚悟しなさい。
2001年9月28日(金) 牛嶋直美 Version 1.5 / 6th Oct, 2001
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