| |■お う ち で ア ジ ア |■「お や つ」 | ■■■■■|| |
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アジアの甘いもの。 タイ、ベトナム、マレーシア、インド、香港、中国、沖縄のデザートを、それぞれの国のおやつ好きによるエッセイで紹介。著者によってエッセイの中身はいろいろ。アジアおやつを巡るいろんなうんちくがわかったりして、雑学として読むだけでもおもしろい本になっちょると思います。 わたしは、基本的に香港の「おやつ」を担当。 まろやかな甘みの甘い杏仁スープ、ひんやりふるふるマンゴープリン、お豆の食感が楽しいチャチャ、カスタードクリームがたっぷりのうさぎさん型のお餅、ほこほこ歯ごたえでショウガが効いたサツマイモ入りショウガ風味の甘いスープ、あちあちの焼きたてを食べたいカスタードタルト、香港映画でもおなじみの昔っからの駄菓子ういろう風のあずき菓子、ボリュームたっぷりココナツと紫米の甘いおかゆ、見た目も鮮やかで真夏においしいタピオカのマンゴーといちごソースがけ、もっちりもちもちきび砂糖と黒砂糖のシンプルお餅、舌触りなめらかなカスタード風味のタピオカのプディング。すべて、うし的オリジナルレシピです。 今回は、最初に「香港のおやつ」を30メニューくらいをリストアップ、そこからなるべく「みんながすきそうなもの」「すきになってくれそうなもの」「名前の音がなんだかかわいいもの」「むずかしいけど見た目がチョーかわいいもの」「簡単でおいしいもの」などを編集ごくうと相談してセレクトしました。さらにP116では、大好きな香港のお砂糖についてのコラムも書いてます。日本に、和三盆や黒砂糖、ざらめ、三温糖、角砂糖などがあるように、片糖や冰糖、紅糖、麦芽糖など、香港にもいろんな形の変わったお砂糖があるのです。これを知ると、香港のスーパーがますます楽しくなりあmす。※イラストに誤植あり。左下、冰糖→片糖。ごめん。 デザートの「器」についても、たくさんブレストしました。うし宅にあった香港の器を無理矢理押し付けて、絵柄や形を参考にしてもらったり。例えば、P92のお碗はホタル焼き、P96は車仔麺店などで使われてる雄鶏さん柄、P102のメラミン樹脂のお皿は美都をイメージしてるし、P104は青花模様、P108は坪州(ぺんちゃう=香港の離島のひとつ)の手描きの器の柄です。またP126では「うし日記」でも、「トンパラッ」などを乗せて登場させてるホーローのお皿です。「うし日記」をずっと読んでくらさってるみなさんには、そーいうマニアックな見方をしてもらっても楽しーのではないかと思います。 ご感想は「女ひとり旅掲示板」に書き込むか、直接うし宛てメールで、どぞ。また、上記メニューの素材やレシピについて疑問点やどーしてもわからないコトなどありましたら、なるべく具体的にお書きくださいまし。できる限り、お返事いたします。 ※ひとつ訂正があります。「紅黄底」(タピオカのマンゴーといちごソースがけ)のエッセイのなかで、「許留山の『紅黄底』は、いちごソースを使っている」と書きましたが、それは間違い。許留山では「紅」はスイカ。いちごは「粉」の文字を使っています。だからこれと同じメニューは「粉黄底」なのです。ごめん。じつは廣東語で、赤を「紅色」(ほんせっ)、ピンクを「粉紅色」(ふぁんほんせっ)といいます。わたし的には赤といえばいちご。けど、店ではスイカを赤、いちごはピンクとメニューで表現してるのでした。
2001年7月30日 牛嶋直美 (うしこ)
「おうちでアジア おやつ」 青春出版社 ISBN4-413-03280-2 \1400
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