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りーほう!

「ハッピー台湾」は、台湾で遊べるいろんなコトを、旅行好きライターたちが実際に体験して作ったガイド本です。楽しいこと・困ったこと・うれしいこと・おいしいこと・感激したこと、といったエピソードを、短いエッセイとイラストにまとめて掲載しました。これまで知らなかった台湾の遊び方が、きっと、ここにはあります。

バンコク」「ハワイ」「バリ」「ニューヨーク」「ロンドン」「台湾」と、現在6冊出ているハッピーシリーズのなか、他の本とまるで違うことがひとつあります。「現地に住んじゃった」しとが数人、ライターとして参加してるのです。台湾人と結婚、就職、アーチストのおっかけなど、その理由はさまざま。つまり、いろんな視点からの台湾が楽しめるわけです。

やはし、それぞれにそれぞれの台湾があります。

例えば、のなかあき子の台湾。グロリアホテルで、同室滞在時のエピソード。朝起きると部屋の机に「裸の男の子の本」。ビックリして手に取ると、裏には「裸の女」がにこり。それは、のなかあき子が興味深々だった「台湾ゲイカルチャー」の取材資料でした。わたしはといえば、乾いた根っこやら葉っぱやら瓶詰めやら怪しい粉やらを買いこみ、山盛り荷物からはへんな臭気が出ているありさま。同じ場所を歩いても、こうも視線が違うものかと、カンドーを覚えた次第です。今回が台湾デビューのイラストレーター・ヨーコちゃんが出会った台湾の「オーラびしばしの人々」も、かなり新鮮で笑えます。

わたし自身の初台湾は、約10年前。これまで、いろんな楽しいコトに出会ってきました。台北では24時間体勢で遊び、猫空で夜お茶、淡水でB級グルメ三昧、九分の芋圓に舌鼓をうち、鶯歌で道に迷い、永和で知らないしとのお宅に招かれ、烏來で山菜料理、陽明山で土鶏鍋、坪林で茶葉料理、台中の茶藝館で温かいおもてなしを受け、埔里で花料理&紹興酒、鹿谷で茶畑にうっとり、高雄郊外の温泉プールに驚き、台南では子供イスで担仔麺。ただし、今回は台北&近郊のみを担当しました。テーマは、中国茶、B級グルメ、茶藝館、エステ、漢方、市場、足ツボ、東洋医学、深夜の本屋ルポなど。あんましお勉強にはならなぐって、さらっと笑って読んでいただける内容でし。

普段、大の香港好きを公言しちょるわたしですが、だからこそわたしが普段感じている、香港とも中国とも違う「台湾ならではの魅力」をここにまとめました。

ホントはそんなん当たり前のコトなのですが、例えば香港にイギリスの香りを感じるように、わたしは台湾にアメリカの香りを感じます。同じ中華圏で、同じ繁体字を使っていても、すべてがまったくチガウわけです。その「違い」が、たぶんこの本にはたくさん詰まっています。台湾好きのしとはもちろん、これまで「香港も台湾も同じようなもんでしょ」なんて思ってたうっかりさん、そして香港だけ大好き! のしとたちにも、じっくり読んでほしいなあと思います。特に、ライターの何人もが触れている「台湾人の温かさ」は、これまで一度でも実際に旅したしとなら、絶対うなずいてもらえると思います。    

よーするに、「台湾って、一体どんなトコ?」なんて、なんとなくイメージでけなかったしとに絶対オススメの一冊であります。これ一冊読むと、「今の台湾」の等身大の姿が、ちょと立体的にわかってもらえる気がするです。

第1章「台湾あっちこっち」、第2章「昼も夜も遊びたい」、第3章「台湾でオンナを磨こう」、第4章「おいしい楽しい台湾グルメ」、第5章「お買い物ならこんなとこ」、第6章「台北から飛び出そう」、第7章「泊まる・旅のテクニック」。ぜひ、読んでくらさい。シリーズ全部に共通してる、表紙をぺろーんすると出てくる表4のマスコットもちゃんとチェックしてね。イラストではちょとわかりにくいだけんど、豚さんをモチーフにした朱泥の急須です。これは、台北の茗泉茶荘で手に入れたもの。豚さんの鼻の穴からお茶を注ぐようになっています。ぶー。

ご感想は、〒162-8540 新宿区東五軒町3-28 椛o葉社「ハッピー台湾」係 宛てお手紙をくださるか、「ひとり旅活性化委員会掲示板」への書きこみ、もしくは直接メールにて、お聞かせいただけるとうれしいです。

ちゃぷん。

2001年4月17日 牛嶋直美(うしこ)


「ハッピー台湾」 双葉社 ISBN 4-575-29219-2 \1500

ハッピー台湾取材班: 細木仁美、のなかあき子、阿多静香、斉藤ようこ、八巻紀子、禰津弘美、高城ゆかり、香猫、斉藤ヨーコ、山田静、牛嶋直美 
デザイン:笹澤小夜 カバーイラスト:小渕暁子

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