31/1/2004

「ラーメンと餃子のセット」


昨日から父の動きが怪しい感じで落ち着かない。一昨日、目の前で流血事件があったので、そのストレスが長引いてるんだろうか。父、血、苦手だし。

おいらが家でしごとしていたら、いきなり玄関のカギを開けてスリッパのまま外出しようとしたりして、このままだと父はもちろん、マチコちゃんがストレスで叫び出すのは目に見えている。

父の様子を見にいき「お出かけする?」と聞いたら、「行くよ」と外出する気漫々だったので、仕事を中断して外出。マチコちゃんと手分けして即効で準備する。下着の換えフルセット+バスタオルをマチコちゃん、スエットパンツと靴下、トイレに流せるおしりふき、おしぼり用のタオルをわたしが揃えて車に乗り込む。約30分のドライブ、じっとしていてくれるといいなとハラハラ。ほんでも、なんだかんだいいながら、出かけることがでけるようになったのは、うちとしてはすごい進歩なのだ。

ショッピングモールでふらふらお買い物をして、あれこれ物色。

父がだんだん落ち着きがなくなってきたので、食事をすることにした。「食べたくない」といった瞬間に、ふつーの一人前ごはんをぺろり。なんてことが、多々あるのです。食べたいなら食べたいといえる、いらないならいらないと告げられる、それが当たり前と、のほのほ暮らしていたわたしやマチコちゃんは、この「自由さ」に翻弄され続けているです。

お腹すいていてもそれを認識しない、言った瞬間に忘れる、それを周囲がなかなか理解でけなくて、苦労しるわけでし。毎回、いろんなパターンが出てくるから、介護者側はほんとーに応用力がないとやっていけないのす。

マチコちゃんは「やわらか五目焼きそば」を父とはんぶんこにするといい、お皿をもらう。おいらは、父の好きなメニュー「ラーメンと餃子とごはんのセット」を注文。父は、「いらない」「お腹がいっぱい」を繰り返した直後、マチコちゃんが渡した「焼きそば」と、おらが渡した餃子とごはんをすっかり食べてしまう。ついでにラーメンも。わはは。「おいしい」といって、なんだか楽しそうだった。



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